中学受験ウォーズ 君と私が選んだ未来
佐野倫子
イカロス出版

6組の親子のエピソードと、親の心構えなどが記されております。
どれも違う話で、中学受験は画一化できないと改めて思います。
あるエピソードの御三家出身の母は、子どもの中受からの難関校入学を思い描くのだけど、そう上手くはいかない話し。うちの夫婦は東京出身ではないので、難関校入学がよく分からなかった。だから、幼少の時から学習に良さそうなことに取り組んだのかな、例えば読み聞かせ、本人の読書推奨、くもんの計算とか。このエピソード母は、子どもが勉強ができないというショックを受けるのだが、私はそれは無いです。自分が勉強ができた訳では無い(田舎の小中ではできた)ので、娘たちのほうが圧倒的に良くできると思っている。
違うエピソードの、両親が名門国立大卒、母専業主婦で、余分な課金なしでサピ中位からの御三家合格。母が、子どもの自己肯定感ならぬ、自己効力感を高めるのが、やってみたいなと思いました。自己効力感は、self efficacyセルフエフィカシーのことで、自分ならできる、という目標達成のための能力をもっていると認識することだそうです。
それから、最後まで目標高く持つというのは、大事そうだなと思いました。サピックスでも聞いたし、二月の勝者でもあったけれど、入れそうな学校を第一志望にすると、伸びが落ち着いてしまう傾向あり。春先サピ偏50前後からの麻布合格の話しでした。
うーさん、10歳。少し反抗的な言動が目立つように感じる今日このごろ。話し方に気をつけ、勇気づけに取り組みたいです。


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