本好きな娘に読書サービスを始めました。
でも本当は少し複雑です。
宿題より本を読んでしまうからです。
5年生の夏休みは、後から振り返ると特別な思い出は少ないけれど、実力がつく大切な時期だとのこと。よくわかっています。
そんな夏に、塾と読書支援サービス「ヨンデミー」の提携で、1か月の無料トライアルを試すことにしました。
「ヨンデミー」は子どもの読書傾向に合わせて本をおすすめしてくれたり、読書記録をつけたりできるサービスです。
正直なところ、悩みました。
我が家では、子どもたちが赤ちゃんの頃から本が身近にありました。父が配本サービスを利用して、長女にも次女にもたくさんの本を届けてくれました。
おかげで次女は本が大好きです。
好きな本を見つけると、時間を忘れて読んでいます。制限しなければ、ずっと読んでいられるくらい。
だから「本を読まないから困っている」というわけではありません。
それでもヨンデミーを試してみたくなりました。
理由は、本をもっと読んでほしいからではなく、「どんな本と出会うのだろう」という興味からです。
好きな本ばかり読んでいると、それはそれで幸せです。でも、自分では選ばなかった一冊との出会いが、思いがけず世界を広げてくれることもあります。
中学受験をしていると、読書は語彙力や読解力のため、と語られることが少なくありません。
もちろん、それも大切だと思います。
でも、本来の読書は受験のためだけのものではないはずです。
知らない世界を旅したり、誰かの気持ちを想像したり、自分の好きなものを見つけたり。
そんな時間もまた、小学生にとって大切な学びなのだと思います。
一方で、親としての葛藤もあります。
本を読んでいる時間はとても楽しそう。でも、やるべきことへの切り替えはまだ発展途上です。
読書もしてほしい。
サピックスの宿題もしてほしい。
親というのは、つい両方を望んでしまいます。
実は長女が小学生の頃も、本が大好きでした。
そして私は、宿題をしないことに焦って、本を取り上げてしまったことがあります。
当時は、それが正しいと思っていました。やむを得ないと思っていました。
けれど今振り返ると、もう少し違う関わり方もあったのかもしれません。
だから今回は、本を好きな気持ちを守りながら、少しずつ自分で時間を管理できるようになってほしいと思っています。
今日は「一日一冊」という約束が思ったようには守れませんでした。
それでも、本を好きな気持ちも、学ぶ力も、どちらも大切に育ってほしい。
そんなことを考えながら、ヨンデミーの最初の一冊を一緒に眺めました。
受験の主役は子ども。
親にできるのは、今日も応援することくらいなのかもしれません。
さて、この夏、どんな本と出会うのでしょう。
私も少し楽しみにしています。



コメント