サピックスの学習の柱のひとつに、「復習」があります。
授業で習ったことを、次までに習得してくる。
できなかったところを確認する。
そして次の授業につながっていく。
この「復習主義」は、サピックスの学習の背骨のようなものなのだと思います。
夏休み前の保護者会でも、先生からは、
「午前中に授業が終わった日は、できるだけ午後のうちにその日の復習をしましょう」
というお話がありました。
理想的には、授業で習ったことを、その日のうちに家庭で整理する。
……なのですが。
我が家の場合、なかなかそう簡単にはいきません。
長女は、サピックス時代、自宅学習をほとんどしませんでした。
宿題をやろうと言えば言うほど、親子で険悪になってしまう。
でも、言わなければやるわけでもない。
そんな時期もありました。
そして現在、次女。
最初の頃は、自分から宿題に取り組む姿もありました。
でも最近は、自宅学習そのものに少し嫌気がさしている様子。
「また同じことになるのかな」
そんな気持ちが、頭をよぎることもあります。
我が家は共働き家庭です。
主人は基本在宅勤務。
私は在宅勤務と出社のハイブリッドです。
環境としては、家に大人はいるけれど……。
親が横について宿題を管理する、細かくチェックする、毎日伴走する……というタイプではありません。
忍耐力というのか、一生懸命さというのか。
そこを徹底してやりきる力が、我が家の親側にはありません。
そんな我が家で、最近少し変化がありました。
次女は、平日の夏期講習後、同じサピックスに通うお友達と、塾帰りに一緒に宿題をすることにしました。
お弁当を持って、公に開かれている場所で、おしゃべりをしながら、宿題にも取り組む。
最初の頃は、
「お友達は宿題を頑張っているけれど、うちの子はサボっている」
そんな日もあったようです。
少しだけ次女に話をしました。
宿題をやらなくてもいい、ということではないよ。
もし、次女のせいでお友達が宿題をできなくなってしまったら、それは申し訳ないことだよ。
一緒に続けられなくなってしまうかもしれないよ。
と。
最近は、少しずつですが、やれる範囲で取り組んでいる様子です。
……と言っても、親が宿題チェックをしているわけではないので、本当のところは分かりません。
自己申告を信じています。
でも、塾から友達と帰ってきて、ご飯を食べて、少し休憩して、また宿題に向かう。
本人にとっては、その時間が楽しいようです。
勉強なのに、楽しい。
これは、親が作ろうと思っても、なかなか作れない環境なのかもしれません。
親が「やりなさい」と声をかけ続けるより、友達と一緒に取り組む環境のほうが、次女には合っていたのかもしれません。
お弁当作りは大変です。
でも、家で「宿題やったの?」「まだなの?」と親子でイライラする時間を過ごすより、ずっといい。
勉強のやり方は、家庭によって本当に違うと思います。
サピックスの理想的な復習サイクルからは、少し遠い我が家。
それでも、夏期講習の中で、次女なりのペースが少しずつ定まってきたように感じます。
さて、夏休み後半戦。
このまま続くのか。
また親子バトルになるのか。
どうなることやら、です。

